夢 追いかけて

Run after a dream

2012年12月

メンバーがそろいません。
インフルエンザ、風邪・・・・・・。


少ないメンバーで頑張っています。



練習を見に行けてません。
でも、工夫しながら真面目にやってくれてます。


きっと強くなります。
ぜったい上手くなります。



さらに頑張ってほしいです。

亀岡遠征ご苦労様でした。
昨日に比べ今日は動きが良かったです。


午後の2ゲームは5人しかいない状態でしたが、最後までよく戦いました。


当然課題は一杯あります。
次の取組に期待したいです。





ところで、今日の雪にはまいりました。
西名阪は止まってるし、京奈は止まってるし、亀岡まで2時間半もかかりました。
予定より30分オーバーでした。






テスト明け最初のゲーム。
7人のメンバー。
故障者がおり、体調を壊している人がおり、チームはベストの状態ではないが、
それでも戦わなくてはならない。


こんなときこそ大事なことは、元気を出すことだ。
大きな声を出すことだ。
みんなで盛り上げることだ。


勝ち負けはその後についてくるんだ。



いまできること、しなければいけないことに全力であってほしい。







問題を解決したらどんな結果が出るか?




 ただ、問題を列挙するだけなら反省会と変わりありません。そこで、次にすべきことは、この問題点をもし解決したらどういう結果がやってくるのか? あなたの目標にどのように近づけるのか? を考えるようにすることです。



  私が指導しているあるラクロスの女子選手で、体力、特に持久力のないことを問題にして、いつも悩んでいる全日本選手がいました。体力テストをやるといつもチームの中では低い値でコーチからも指摘され、とても悩んでいて、何とかしたいという相談でした。そこで彼女と一緒に、その問題点、つまり持久力がなく走れないことを、もし解決したらあなたのプレーはいかに向上して素晴らしい選手になるのかを一緒に考えてみたのです。



  しかし、いくら考えてもどのように良くなるのか、その結果がまったく得られませんでした。よーく話を聞いてみると、彼女はゴールキーパーだったのです。このように自分では大きい問題だと悩んでいることでも、実は大したことがないものもあるかもしれないのです。つまり、どういう結果になるのかが分からないことに悩んでいるくらいなら、その問題は頭の中から消去してしまったほうがスポーツ選手として成功するにはよいのです。




  さあ、あなたが書き出した×(問題)の横に○に結び付けるその問題の解決方法です。解決方法の分からないことには、悩むだけで、一生解決しないでしょう。どうやって解決につながるのか、その方法を考えることが最も大切なのです。問題の解決方法に、体力をつけるとか、シュート率を良くすると答える選手がよくいますが、これは目標あるいは目指す良い結果であって、方法ではありません。あなたならどうやって今よりも体力をつけるのか、どうやってシュート率をよくするのか、その具体的方法を考えることが何より大切なのです。 


  問題の解決方法を考えるとき、その問題を解決してくれる適切な人に聞くというのも一つの重要な方法です。成功する人はこの能力に長けています。この問題を解決するには誰にアドバイスをもらうのが最も適切なのかをうまく解決できる人が成功者の特徴です。×と○の間を方法で埋めてみて、もし方法が分からず埋まらなければ、その問題点(×)も消してしまいましょう。



  こうして三要素(問題点のピックアップ、克服したときにどれだけ素晴らしいのかを考える、×を○に結びつける解決方法)そろった心技体の修正から取り組むべきでしょう。反省会をしてできないことをいくら背負い込んでみてもまったく進歩しません。この三要素を考え、行動に移すことを“反省”ではなく“確認”と私は呼んでいます。




  インターハイ出場を決めた花道の問題点はシュートフォームができあがっていないこと、シュートエリアが極端に狭いことでした。そこで花道はビデオでフォームを確認し、愕然とします。しかし、安西先生のすごいところは、この問題を解決したらどのような結果がやってくるのかを花道に理解させ、ワクワクさせたところです。そして、その問題を解決するための方法を自分の努力次第でできることとして、具体的にシューティング2万本を提示するのです(第22巻134~136㌻)。



  この安西先生の提示は、三要素をすべて見事に指示しています。選手として自分でこのことができる心の習慣をつけることが大切です。「なんでできないんだ!」と選手を怒鳴っているコーチの方には、コーチの仕事は実はこの三要素をすべての選手に合ったように与え、上達させていくことだということを知ってほしいと思います。











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